環境省の方針転換、でも課題は残る!どうぶつ基金が新たな一手
皆さん、動物たちの未来について一緒に考えてみませんか?
2026年8月7日に開催された「第6回生態系被害防止外来種リストの見直しに係る検討会」。ここで環境省が「ノネコ」から「イエネコ」へ、「ノイヌ」から「イヌ」への表記変更を見送る方向となったんです!
これは、私たち一人ひとりの声が届いた証拠。どうぶつ基金が集めた7万筆を超える署名が、環境省を動かしました。ご賛同いただいた皆さんの温かい想いに、心から感謝です!

しかし、どうぶつ基金がこの検討会を傍聴して見えてきたのは、まだまだ解決すべき根深い課題でした。
専門家も認める矛盾点とは?
検討会では、専門家や環境省自身からも、こんな懸念が示されていたんです。
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「ノネコとノラネコ、飼い猫は区別できない」
山にいる猫も、町にいる猫も、家から逃げ出した猫も、捨てられた猫も、命としての違いはありませんよね。犬も同じです。複数の委員から「実態としてノネコとノラネコは区別できない」「猫は猫であって線引きが難しい」といった意見が出ており、現場での明確な区別は不可能だと認められているんです。 -
「『ノネコ』『ノイヌ』だけではリストとして機能しない」
ある委員からは「リストには生物名である『イエネコ』『イヌ』と記載すべき」という強い意見も。さらに、「『ノネコ』しか掲載しないのではリストを作る意義が損なわれる」という指摘もありました。猫問題の主役は「ノラネコ」であり、これらが含まれないと対策の実効性が失われる、という声も上がっているんです。
立場や主張は違っても、「境界線があいまいなままでは機能しない」という認識は、検討会の誰もが共有している現実。これは、私たちが直視すべき大切なポイントですね。

どうぶつ基金の揺るがない想い
犬や猫は、どこで生きていても、すべて動物愛護管理法で守られるべき「愛護動物」です。この大切な考えに、どうぶつ基金の立場は変わりません。
どうぶつ基金は「ノネコ」「ノイヌ」も含め、これらを外来種リストから完全に除外すべきだと考えています。この根深い課題を曖昧なまま終わらせないために、どうぶつ基金は環境省に対して、意見書と12項目にわたる公開質問状を提出しました。

命を守る声を、ここで止めない!
今回の「イエネコ、イヌ指定の見送り」は、あくまで通過点です。命の線引きに怯えることのない未来をつくるため、どうぶつ基金はこれからも決してあきらめず、環境省へ働きかけを続けていきます。
皆さんの「声」が、未来を変える一番の力になります。どうぶつ基金では、引き続きChange.orgでオンライン署名活動を行っています。集まった声は、環境省への働きかけに活用されますので、ぜひご協力をお願いいたします!
公益財団法人どうぶつ基金について
公益財団法人どうぶつ基金は、1988年の創設以来、猫をはじめとする動物の福祉と適正管理に一貫して取り組んでいます。全国598の自治体と協働し、「さくらねこ無料不妊手術事業(TNR)」を実施。これまでに44万頭を超える野良猫・多頭飼育崩壊の猫に無料で不妊手術を行ってきました。環境省とも動物愛護管理の分野で連携し、35を超える自治体から表彰状・感謝状を受けています。

