2月22日は「猫の日」!山口大学が「猫ひっかき病」迅速検査キット開発に挑戦中

「猫ひっかき病」ってどんな病気?

猫との触れ合いの中で、ひっかき傷や咬み傷、あるいはノミなどを介して、バルトネラ・ヘンセレ菌に感染することで発症するのが「猫ひっかき病」です。主な症状はリンパ節の腫れや発熱で、日本では年間およそ1万人がこの病気にかかっていると推定されています。特に小さなお子さんが感染するケースが多く、原因不明の体調不良に悩む方も少なくないそうです。

ネコと子ども

診断の課題と「迅速検査キット」への期待

山口大学大学院医学系研究科病態検査学講座は、この「猫ひっかき病」の血清検査を約30年にわたり実施している、国内の主要な研究機関です。しかし、現在の検査方法は専門的な知識と多くの時間、労力が必要なため、診断が確定するまでに患者さんや飼い主さんは「なぜ熱が下がらないんだろう?」「もしかして重い病気なのでは?」といった不安を抱えながら日々を過ごさなければならない現状があります。

この課題を解決するために、研究チームは現在、医療現場でインフルエンザ検査のように、わずか15分から30分程度で診断できる「迅速検査キット」の開発を進めています。このキットが実用化されれば、早期に診断し、早期に治療を開始できるようになり、猫と人がもっと安心して共に暮らせる社会が実現することでしょう。

クラウドファンディングで応援しよう!

この「迅速検査キット」の実用化には、さらなる研究資金が必要です。山口大学は、クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて開発資金を募っています。2月18日時点で目標金額の60%に到達しているとのことですが、3月18日(水)23:00まで支援を受け付けています。

家族である猫との安心な未来のために、このプロジェクトを応援してみませんか?

クラウドファンディング「猫と安心して暮らしたい!猫ひっかき病検査キット開発に支援を!」

市民公開講座の動画もチェック!

1月31日には、市民公開講座「猫ひっかき病って知っちょる?」が開催されました。この講座では、特命教授の常岡英弘氏と講師の大津山賢一郎氏が登壇し、病気の予防法や開発中のキットについて対談形式で分かりやすく解説しています。当日の様子やダイジェスト動画がYouTubeショートおよび大学Webサイトで順次公開されていますので、ぜひ見てみてくださいね。

猫と人が笑顔で過ごせる毎日が、これからもずっと続きますように。このプロジェクトの成功を心から願っています!